お金

自己投資で300万?僕が借金を背負ったワケ その②

ども、池(@ikerogretire)です。

以前の記事でもお話した、僕が自己投資で借金を背負った理由をまたまた記事にしていこうと思います。

その①もあるので、まだ読んでいない方はこちらを見てね。

ちなみに、僕が借金を背負った理由は簡単には以下になります。

僕が借金を背負った理由

①モテたくて必死。AGA治療と全身脱毛にローンを組む
②騙された?人を洗脳する元ヤクザの人脈を頼りにしたくて消費者金融で高金利の借入
③ストレス解消?メンズエステと風俗で分割払いとリボ払いで給料が全て返済に消えていく

今回は②の人を洗脳する術に長けた元ヤクザの人脈を頼りにしたくて消費者金融で高金利の借入をした話をしていこうと思います。

いま思えばこれが「借金をしてもなんとか生活自体は回るんだな」という大きな勘違いを生んだきっかけになるのかもしれません。

騙された?人を洗脳する元ヤクザに出会う

卒業論文も無事終わり、大学生最後の春休みの最中に事件は起こります。

一人暮らしを始めて1週間ぐらいの時でした。

一人暮らしの寂しさに耐えきれなくなっていた僕は寂しさから

「よっしゃ、Tinderで彼女見つけよ」

ということで左スワイプを繰り返していました。(ちなみにTinder Gold会員でした、どれだけモテたいのか、言葉にするまでもありません。)

当時の僕は自分の気持ちを押し付けるだけの子供だったので、女性からモテるはずもなく、必死にスワイプをしても全然マッチしませんでした。

そんな中、マッチしたのです。20代前半の女優志望の女の子に。

「俺に奇跡が起きた…!」

プロフィールを覗いてみると、「夢を追いかけている人ってかっこいいですよね。そんな人とお話ししたいな~!」

と書いてあるではありませんか。

当時の僕は「フリーランスになってお金稼いで、女性に死ぬほどモテたい」という夢があったので、女の子と渋谷のコメダでお話をすることにしました。

コメダに行くと、女優を目指すだけはあるかわいい女性がいるではありませんか。

「こんにちは!池ログくん?よろしくね~」と明るく気さくに話しかけてくれました。

「こんなかわいい子とカフェで話せるなんて僕はなんて幸せ者なんだろう」と舞い上がり、女の子との話も盛り上がりました。

初対面の身の上話を済ませたあと、いよいよ本題と言わんばかりに

「池ログくんって夢とか目標とかあるの?」

「う~ん、会社員としてキャリアを築いていくんじゃなくて、フリーランスとか個人事業主として独立した生き方をしたいってのが今の目標かな!」

「いいね!私もすごい応援したい!実はね…、すごいメンターさんがいて、芸能人とか国会議員の人とかのコネクションを持ってる人がいるんだ。仕事も仕組み化してるから、フリーランスなのにすごいお金持ってるんだよ!」

「えっ!すごいね!会ってみたいな~!」

「会ってみる?私が紹介してあげるよ!」

やった!これで僕もフリーランスでお金持ちになれる!働かなくていいんだ!と本気で女の子の言うことを信じ込んでいました。

皆さんも若干お気づきかもしれませんが、そうです。巧妙?なネットワークビジネスの勧誘だったのです。(過去の僕、早く気づけ!)

その「すごい人」とは後日、後楽園のラクーアで一度会い、また後日、麻布十番と広尾の間にある自宅に行くことになりました。

その「すごい人」は言葉巧みに僕の過去や現在、未来までを深堀し、関係性を構築した上で

「お前のことを家族だと今日から思う、だから俺についてこい」

と、感情に訴えてくるような言葉を投げかけてくるのです。ちなみに元ヤクザ。

素直な性格をしている僕は

「この人は、僕のことを本当に信じてくれるし、お金も持ってる。たくさんの人脈も持ってるからきっとこの人に着いていけば間違いない!」

と本気で信じ込んでいました。

今振り返ると、とても恐ろしいです。2回や3回会っただけで言葉巧みに人の距離を縮め、家族のように接してくるのです。

周りにいる弟子も「その人(以下師匠)」を信じて必死に着いていっているようでした。

僕は「具体的にどんな仕事をするんでしょうか?」と聞いたところ、それはまた今度話すからということではぐらかされてしまいます。

結局どんなことをするのか分からないまま、僕は「師匠」たちの仲間?家族入りを果たしたのでした。

結局何するの?中国伝統の占いの資格を取るために70万を支払う

家族の仲間入りを果たした僕は、六本木のルノアールに朝9時から呼び出されます。

眠いながらも到着した僕は女の子と兄弟子の1人と談笑をしていきます。

ずっと、雑談です。もうすぐ師匠が来るからと言われ続けて6時間近く拘束されたのでした。

疲労困憊で判断力が鈍っていた時に、ついに「仕事」の話をするために師匠がやってきます。

「俺の人脈をフルに使いたいなら、正式に弟子としてお前を認める必要がある。ただで弟子にするわけではない、俺の教えている統計学に基づいた中国伝統の占いを教えるから、それをまずは修了してくれ。」

師匠の言うことを信じ切っていた僕は、「そんなすごい占いがあるですね!すごい!僕は幸せ者だ!」と思っていました。

「しかも、受講を修了したら、俺の正式な弟子になるわけだから、芸能界や政界とのコネクションを使った人脈形成も可能だ。どうだ、100万でいい、俺のことを信じてついてきてくれないか。」

ぼくはここでやっと疑問に感じます。

「家族と思ってくれているのに、なぜ100万もの大金が必要なのだろう…」

ましてや、引っ越してきたばかりでお金なんてほとんどありません。

「すいません…、その人脈はめちゃめちゃ欲しいし、家族みたいに思ってくれるのはとてもとてもうれしいです。でも手持ちがないです…。クレジットカードの分割でも駄目でしょうか」

「うん、手持ちはないよな。実はな、今すぐお金を得られる方法がある。プロミスやアコムって聞いたことあるか?あそこに行ってきてお金を融資してもらうんだ。大丈夫、言い方や書き方は俺の弟子がしっかり教えてくれるからそれに従うだけでいい。」

(なんだってー!そんな裏技があるんか!師匠スゲーな!)

ここまでくると、もはや僕がバカすぎるのも問題なのですが、判断力が鈍りすぎてまともな思考ができないのも要因の一つにあったように思います。

「年収400万ぐらいだろ、100万なんてあっというまに返せるぜ!」と兄弟子はいいます。

「私も、師匠の人脈を使えるのは、100万以上の価値があると思う。」

僕は何も疑いもせず、消費者金融のアコム・アイフル・レイク・プロミスを回り、審査を申し込みました。(行くんかい)

消費者金融もやはりそういう回答をする人がしばしば現れるのか

「その用途は本当ですか?詐欺ではありませんか?」

めちゃめちゃグレーな詐欺です。一刻も早く気が付いてほしいですが、判断力が野生動物並みになってしまっている僕は

「いいえ!詐欺ではないです!」と強く言い張っていました。

結局、100万には届かず、70万の現金融資を年利15%で受けました。

「年利15%ってたった15%だから余裕でしょ。」

嘘みたいな話でしょ?本当の話なんです。年利や金利の概念をなんとなく知ってはいたものの、それが自分にとってどんな意味になるのかは全く分かっていませんでした。

年利15%の金融商品なんてどこの投資の世界を見回してもめちゃめちゃ少ないです。

ただ、借金の15%はそこら中に存在します。本当に恐ろしいです。

70万の受講代金を支払った僕は無事、正式に「師匠」の「弟子」となったのでした。

洗脳?暴力?僕が信じていた師匠は洗脳に長けた超グレーな人だった

正式な弟子になった僕が、中国伝統の占いの受講を行い、無事修了を果たした3月。

「これから2泊3日の合宿があるから、必ず来てくれ。絶対に後悔させない。」

なけなしのお金を支払い、僕は師匠や弟子たちと共に神奈川県の合宿施設に向かいます。

そこでは、外部との通信手段を徹底的に排除され、「研修」と言われる軟禁状態がごく自然に開始されるのでした。

そこでは色んな感情を引き出すための様々なプログラムが組まれ、集団で大声で歌ったり、泣いたりするのです。

客観的に見たらヤバイです。でも、やっている本人たちはトリップしてしまっていて、なんの違和感なく言われるがまま、行動していきます。僕も完全に洗脳され、大声で叫んだり、めちゃめちゃ泣いたりしました。

いろいろな感情が入交り、ぐちゃぐちゃな頭の中で師匠は「頑張ったな、えらいぞ」と優しい言葉を投げかけてくるのです。

洗脳のテクニックをフル活用し、自分を慕うように仕向けてきます。僕はなんの疑いもなく、師匠とその弟子たちが大好きになっていました。

合宿が終わった後は、完全に師匠やその弟子の言う通りにするマシーンが出来上がっていたのでした。

そんな僕の洗脳が解けたのは、師匠が行った「靴で頭を叩く」という暴力がきっかけでした。

ある日、師匠の経営する事務所に行った僕が見た光景はひどいものでした。

事務所には何人もの弟子が集められ、普段は温厚な師匠が激しい怒りを露わにしています。

どうも師匠の上にあたる大師匠のセミナーに人を集められないことが原因なようです。

「どうしてお前は人を集められないんだ!このポンコツが!」

バチーーーーーーーン!!!!!!!!

師匠が自分の靴を脱ぎその弟子の頭を思いっきり叩いたのです。

しかも、その弟子は「ありがとうございます!」と嬉しそう…。

「池ログ、お前も人を集めてこい、できるだろ?」

「……。できません。暴力を振るうのはさすがにおかしいと思います。」

「これは暴力じゃない、愛の鉄拳制裁だ。ほら、アイツも喜んでるだろ?」

「嫌です。暴力だけは止めてください。」

「そうか、お前は弟子なのに師匠である俺の言うことが聞けないんだな。ちなみに明日は俺の師匠である大先生のセミナーがある。もちろん来るよな」

その日、奇しくも僕は友人たちと予定を入れており絶対に行けない時間帯なのでした。

「ごめんなさい、明日は大切な友人との予定があり、どうしてもそちらを優先したいです。」

「来ないのか、お前は俺の師匠の義理立てをしないつもりか。絶対に来い。」

ものすごい剣幕ですごまれた僕は言い返すことができず

「………。はい。」と返事をするしかないのでした。

帰った後、とても恐ろしくなった僕はその師匠や弟子たちとのグループLINEを退出し、友達登録も即刻ブロックをしたのでした。

翌日、友人との予定を終えた僕のスマホには鬼のように電話がかかってきていました。

それ以来、師匠やその弟子たちとは会っていないですし、連絡も取っておりません。

宗教の勧誘やマルチ商法には引っかからない気がしていた僕は、まんまと洗脳され、新社会人になると同時に年利15%で70万もの借金を背負うことになったのでした。

まとめ

違法な手段でお金を取られた訳ではないため、完全に僕の責任なのですが、本当に言葉巧みでした。

普通の人なら騙されないでしょう。大学を卒業したばかり、一人暮らし始めたての新社会人の僕は新しい環境に対して不安になり、優しくしてくれる人のことを信じたくなっていたんだと思います。

「70万の借金があり、月々の返済に苦しんでいる割に、元本がほとんど返済できない」という状態は本当に精神的にも金銭的にも無理があり、借金と年利のすごさを本当の意味で実感することができたと思います。

金融や会計のリテラシーが少しでもあれば回避できたことを、知識の無さや精神的な甘さによって回避することができませんでした。

この事件があってから、僕は2年の歳月こそかかりましたが、FIREの考え方を学び、倹約と投資によって資産を形成するという行動をとれるようになることができました

失ったお金や時間は帰ってはきませんが、大切なのは遅くてもいいから何かを継続し、学び続けることだと思います。

だいぶ長くなってしまいましたが、今日はこの辺で。

ではでは。

ABOUT ME
いけ
26歳Webライター&ブロガー|未経験から初月6桁達成|2年の不動産&美容業界経験→フリーランス|SEOライティング|得意ジャンル:債務整理(借金)、AGA、資産運用、ナンパ(マッチングアプリ)、アダルト(風俗・AV・メンズエステ)|借金300万→残250万